開発やチームでの仕事の進め方の中で、「バックログ」という言葉を耳にすることがあります。やることリストのようなものというイメージはあっても、具体的な意味は分かりにくいかもしれません。この記事では、バックログの意味や使われ方、似た言葉との違いまでを、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
バックログとは?
バックログとは、これから取り組むべき作業ややりたいことを一覧にして整理したものを指す言葉です。開発の現場では、追加したい機能や直したい点などをまとめて並べておき、優先順位をつけて取り組んでいきます。
具体的には、思いついた要望や課題をその都度リストに加えていき、重要なものから順に取り組めるよう整理します。すべてを一度にやるのではなく、優先順位に沿って少しずつ進めていく点に特徴があります。
いわば、やるべきことをためておき、順番に取り組むための整理された置き場と考えると分かりやすいでしょう。チームで何を優先するかを話し合う土台にもなります。
バックログが重要な理由
バックログが重要とされるのは、やりたいことや課題が増えていく中で、整理しておかないと優先順位が分からなくなりやすいからです。一覧にしておくことで、何から取り組むべきかを判断しやすくなります。
また、チーム全員が同じ一覧を見ることで、認識のずれを防ぎやすくなります。やることを整理しておく工夫が、迷わず進める助けになっていると言えるでしょう。
バックログが使われる場面
バックログは、やるべきことを整理したいさまざまな場面で使われます。代表的な例を見てみましょう。
- 追加したい機能や要望を整理しておく場面
- 直したい点や課題をまとめておく場面
- 何を優先するかをチームで話し合う場面
- 取り組む順番を決めて進めたい場面
バックログの仕組み
バックログの使い方は、おおまかに次のような流れで考えると分かりやすいでしょう。
- やりたいことや課題を一覧に書き出す
- 内容を分かりやすく整理する
- 重要なものから優先順位をつける
- 優先度の高いものから取り組む
- 状況に応じて一覧を見直し、更新する
こうして一覧を整理し、優先順位に沿って取り組んでいくのがバックログの基本的な使い方です。やり方はチームによって変わるため、ここで挙げた流れはあくまで一例として捉えておくとよいでしょう。
バックログと似た用語との違い
バックログは、似た言葉と混同されやすい面があります。それぞれの違いを整理しておきましょう。
一般的なやることリストは、個人の作業を書き出したものを指すことが多いとされます。バックログは、優先順位をつけてチームで取り組む土台として整理する点に特徴があると考えると分かりやすいでしょう。
スプリントは、短い区切りで取り組む期間を指します。バックログから優先度の高いものを選び、その区切りの中で取り組むという関係にあると考えると、つながりがつかみやすくなります。
バックログという言葉を知っておくと、やるべきことが場当たり的にこなされているのではなく、整理され、順番を考えながら進められていることが見えてきます。仕事の進め方を整える視点としても役立つでしょう。
バックログを理解するメリット
バックログという言葉を理解しておくと、やるべきことがどのように整理され、優先順位がつけられているのかが見えやすくなります。仕事を整理する工夫への理解が深まるでしょう。
また、優先順位をつけて取り組むという考え方は、身近な作業の整理にも応用できます。何から手をつけるかを考える視点として役立てやすい点も特徴です。
バックログの注意点
バックログは一度作って終わりではなく、状況に応じて見直し続けることが大切です。放っておくと内容が古くなり、優先順位が実態に合わなくなることがあります。
また、すべてを並べればよいというものでもありません。整理せずにためこむと、かえって何が重要か分かりにくくなることもあるため、適度に手入れする姿勢が欠かせないと言えるでしょう。
バックログに関連する用語
バックログへの理解を深めるために、あわせて知っておきたい関連用語を紹介します。
- スプリント:短く区切った開発の期間
- 優先順位:何から取り組むかを決める考え方
- スクラム:チームで開発を進める進め方の一つ
- 要望:追加したい機能などの希望を指す言葉
まとめ
バックログは、これから取り組むべき作業ややりたいことを一覧にして整理したものを指す言葉です。優先順位をつけて順番に取り組むための置き場と言えるでしょう。
チームで何を優先するかを考える土台になります。まずは「やるべきことを整理して優先順位をつける一覧」という大まかなイメージをつかむところから始めてみてください。
よくある質問
バックログと普通のやることリストの違いは何ですか?
やることリストは個人の作業を書き出したものを指すことが多く、バックログは優先順位をつけてチームで取り組む土台として整理する点に特徴があるとされます。
バックログはどのように整理しますか?
やりたいことや課題を書き出し、重要なものから優先順位をつけて並べるのが一般的です。ただし整理の仕方はチームによって異なるため、目的に合わせて進めるとよいでしょう。
バックログは見直す必要がありますか?
状況に応じて見直すことが大切とされます。放っておくと内容が古くなることがあるため、優先順位が実態に合っているか折にふれて確かめるとよいでしょう。





