概要
Zapier公式ブログが2026年7月19日、業務自動化ソフトウェアに関する比較記事「I’ve tried every automation software: here are the 10 best in 2026」を公開しました。Zapierのライターが実際に検証した経験をもとに、用途別におすすめの自動化ツール10製品を紹介する内容です。
何が発表・更新されたのか
記事では、自動化ソフトウェアを「ワークフロー・アプリ連携」「AI自動化」「業務プロセス自動化(BPA)・ITSM自動化」「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」の4タイプに整理した上で、以下の10製品を用途別に紹介しています。
- Zapier:AIと安全に連携した自動化構築向け
- Microsoft Power Automate:Microsoft製品群の自動化向け
- n8n:セルフホスト型自動化向け
- Boomi:レガシー・オンプレミスシステム向け
- MuleSoft:金融・医療など機密データの取り扱い向け
- UiPath:UI操作の自動化(RPA)向け
- Lindy:個人向けAIアシスタント
- Automation Anywhere:エンタープライズRPA向け
- Workato:企業のワークフロー統合向け
- ServiceNow:ITSM(IT運用管理)向け
公式情報では、ツール選定時に重視すべきポイントとして「構築のしやすさ」「連携アプリの豊富さ」「信頼性とエラー処理」「AI機能の有無」「利用量に応じた料金体系」の5点が挙げられています。
なぜ重要なのか
自動化ツールは、ノーコードで使えるシンプルなものから、数か月規模の導入期間が必要なエンタープライズ向けAPIプラットフォームまで幅が広く、比較検討が難しい分野です。今回の記事は、それぞれの得意分野を整理して示している点で、ツール選定の判断材料として参考になります。特にAIが判断を伴う処理(文章の要約や返信の作成、分岐判断など)まで担えるようになってきている点は、従来の「if/thenルール」中心の自動化から大きく変化している部分として注目されます。
誰に関係があるのか
- 業務効率化のために自動化ツールを検討している中小企業の担当者
- 複数のSaaSツールを連携させたいスタートアップや個人事業主
- レガシーシステムやオンプレミス環境を抱える情報システム部門
- AIを活用した業務自動化に関心のある実務担当者
仕事や業務でどう使えるのか
例えば、CRMで商談が成立した際にSlack通知を自動送信し、スプレッドシートに記録し、オンボーディングのチェックリストを起動する、といった一連の作業を自動化できます。公式情報によれば、Zapierは9,000以上のアプリと連携でき、Claude・ChatGPT・CursorなどのAIツールとも連携して使えるとされています。また、認証情報(APIキーなど)がAIモデルに直接渡らない仕組みになっている点が特徴として紹介されています。自社の環境がMicrosoft中心であればPower Automate、レガシーシステムが多い場合はUiPathやBoomiなど、自社のITスタックに合わせて選ぶことが推奨されています。
注意点
記事内の料金は米ドル表記で紹介されており、公式情報上では、日本での提供状況や対象プランの詳細は確認できませんでした。また、料金体系はタスク数や実行回数に応じた従量制のツールが多いため、実際に大量のデータを扱う場合はコストが想定より膨らむ可能性がある点に注意が必要と記事内でも指摘されています。導入前に、自社の利用規模に見合った料金モデルかどうかを確認することが重要です。
公式情報
関連キーワード
- 業務自動化(オートメーション)
- ワークフロー連携
- AIエージェント
- RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)
- ノーコードツール





