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DDD(ドメイン駆動設計)とは?意味や使い方を初心者向けに解説

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ソフトウェアの設計について学んでいくと、「DDD」という言葉に出会うことがあります。ドメイン駆動設計と呼ばれる設計の考え方ですが、少し抽象的で難しそうに感じる方もいるかもしれません。この記事では、DDDの意味や考え方、関連する用語までを、初心者の方にもわかりやすいように整理して解説していきます。

目次

DDDとは?

DDDとは、英語のDomain Driven Designの頭文字を取った言葉で、日本語ではドメイン駆動設計と呼ばれます。ここでの「ドメイン」とは、システムが対象とする業務や問題の領域のことです。DDDは、その対象とする業務の知識や考え方を中心に据えて、ソフトウェアを設計しようとする考え方です。技術的な都合だけで作るのではなく、扱う業務の本質をよく理解し、それをそのままプログラムの構造に反映させることを大切にします。業務の考え方を軸にして設計を組み立てる方法だと考えると分かりやすいでしょう。

DDDが重要な理由

システムは、何らかの業務や課題を解決するために作られます。しかし、業務の理解が浅いまま技術的な都合だけで作ると、実際の業務に合わなかったり、後から大きな修正が必要になったりすることがあります。DDDのように業務の知識を中心に据えて設計すると、システムが扱う業務とよく合った、分かりやすい構造にしやすくなります。また、開発者と業務に詳しい人が共通の言葉で話し合いやすくなる効果も期待できます。業務と向き合いながら質のよい設計を目指すための考え方だと言えるでしょう。

DDDが使われる場面

DDDの考え方は、業務と深く関わるシステムの設計などで参考にされています。代表的な例としては、次のようなものが挙げられます。

  • 複雑な業務を扱うシステムを設計する場面
  • 業務の知識を設計に反映させたい場面
  • 開発者と業務に詳しい人が認識をそろえる場面
  • 業務とよく合った分かりやすい構造を目指す場面

DDDの仕組み

DDDの基本的な考え方は、おおまかに次のように整理できます。

  1. システムが対象とする業務の領域をよく理解します
  2. 業務に詳しい人と開発者が、共通の言葉で認識をそろえます
  3. 業務の知識や考え方を、プログラムの構造に反映させます
  4. 業務の理解の深まりに応じて、設計を見直していきます

DDDと似た用語との違い

DDDとよく一緒に語られる言葉に「クリーンアーキテクチャー」があります。クリーンアーキテクチャーが大切な部分を中心に置く構造の整理に重点を置くのに対し、DDDは対象とする業務の知識を中心に据えるという、設計に向かう姿勢や考え方に重点があると整理できます。両者は関連し合い、組み合わせて語られることもあります。また、DDDは特定の構造というより、業務を軸に設計を考える広い考え方である点も押さえておくとよいでしょう。

DDDを理解するメリット

DDDの考え方を理解しておくと、ソフトウェアを業務の知識を軸にして設計するという発想をイメージしやすくなります。これは、開発に携わる人にとって特に役立つ知識ですが、業務とシステムの関わりに関心がある人にとっても有用だと言えるでしょう。業務をよく理解して設計に反映させるという視点を持てれば、実際に役立つシステムを考える手がかりになります。技術と業務をつなげて考える力の基礎になる知識だと捉えると分かりやすいでしょう。

DDDの注意点

DDDを扱う際には、いくつか注意したい点があります。業務の知識を深く理解する必要があるため、相応の手間や、業務に詳しい人との密な協力が求められます。そのため、すべてのシステムに必要というわけではなく、業務が複雑な場合に特に効果を発揮するとされます。簡単なシステムでは、かえって大げさになることもあります。また、考え方の幅が広いため、まずは業務を軸に考えるという中心的な意図を理解することから始めるとよいでしょう。目的に応じた取り入れが大切です。

DDDに関連する用語

DDDをより深く理解するために、あわせて知っておくと役立つ関連用語を紹介します。

  • ドメイン:システムが対象とする業務や問題の領域
  • クリーンアーキテクチャー:大切な部分を中心に整理する考え方
  • 要件定義:求めることを整理してまとめる工程
  • モデリング:対象を分かりやすく表すこと
  • アーキテクチャ:システム全体の構造や設計の考え方

まとめ

DDDは、システムが対象とする業務の知識や考え方を中心に据えてソフトウェアを設計する、ドメイン駆動設計と呼ばれる考え方です。業務とよく合った分かりやすい構造を目指し、開発者と業務に詳しい人が共通の言葉で協力しやすくする効果も期待できます。業務が複雑な場合に特に効果を発揮し、相応の協力が必要です。DDDを理解しておくと、技術と業務をつなげて考える設計の姿勢への理解が深まるでしょう。

よくある質問

DDDは何の略ですか?

DDDは英語のDomain Driven Designの頭文字を取った言葉で、日本語ではドメイン駆動設計と呼ばれます。システムが対象とする業務の知識や考え方を中心に据えて設計する考え方だと捉えると分かりやすいでしょう。

DDDのドメインとは何ですか?

ここでのドメインは、システムが対象とする業務や問題の領域のことです。たとえば会計を扱うシステムなら会計という領域がドメインにあたり、その業務の知識を設計の中心に据えるのがDDDだと考えると分かりやすいでしょう。

DDDはどんなシステムにも必要ですか?

必ずしもそうとは限りません。業務の知識を深く理解する手間がかかるため、業務が複雑な場合に特に効果を発揮するとされます。簡単なシステムではかえって大げさになることもあるため、目的に応じて取り入れるとよいでしょう。

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