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設計原則(DRY/KISS/YAGNI)とは?意味や使い方を初心者向けに解説

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プログラムの設計について学んでいくと、「DRY」「KISS」「YAGNI」といった設計原則の言葉に出会うことがあります。よい設計のための心得をまとめたものですが、それぞれが何を表すのか分かりにくいと感じる方もいるかもしれません。この記事では、これらの設計原則の意味や考え方、関連する用語までを、初心者の方にもわかりやすいように整理して解説していきます。

目次

設計原則(DRY/KISS/YAGNI)とは?

設計原則とは、よいプログラムを作るために心がけるとよいとされる、考え方のまとめです。中でも有名なものに、DRY・KISS・YAGNIがあります。DRYは「同じことを繰り返さない」、KISSは「できるだけシンプルに保つ」、YAGNIは「今必要のないものは作らない」という考え方を、それぞれ短い言葉で表したものです。いずれも、プログラムを無駄なく分かりやすく保つための心得だと考えると分かりやすいでしょう。設計に迷ったときの、判断の手がかりとなる指針の集まりです。

設計原則が重要な理由

プログラムは、作っているうちに複雑になったり、同じような処理があちこちに散らばったり、まだ必要のない機能まで先回りして作り込んでしまったりすることがあります。こうしたことは、後の修正や理解を難しくする原因になります。DRY・KISS・YAGNIといった設計原則を意識しておくと、無駄を減らし、シンプルで分かりやすいプログラムを保ちやすくなります。よい設計を心がけるうえでの道しるべとして役立つため、知っておくと役立つ考え方だと言えるでしょう。

設計原則が使われる場面

これらの設計原則は、設計や開発のさまざまな場面で参考にされます。代表的な例としては、次のようなものが挙げられます。

  • 同じような処理が繰り返されていないか見直す場面
  • 必要以上に複雑になっていないかを確認する場面
  • 今は必要のない機能を作り込みすぎていないか判断する場面
  • シンプルで分かりやすいプログラムを保ちたい場面

設計原則の考え方

代表的な三つの設計原則の考え方は、おおまかに次のように整理できます。

  1. DRY:同じ内容を繰り返さず、一か所にまとめることを心がけます
  2. KISS:できるだけ単純で分かりやすく保つことを心がけます
  3. YAGNI:今すぐ必要でないものは、先回りして作らないようにします
  4. これらを手がかりに、無駄のない分かりやすい設計を目指します

設計原則と似た用語との違い

これらの設計原則とよく一緒に語られるものに「SOLID原則」があります。SOLID原則が主にオブジェクト指向の設計に向けた指針であるのに対し、DRY・KISS・YAGNIはより一般的で、幅広い場面に通じる心得だと考えると整理しやすいでしょう。また、デザインパターンが具体的な課題への解決策であるのに対し、これらの原則はより大まかな心構えにあたります。どの場面に向けた、どの程度具体的な指針かに注目すると、違いが見えてきます。

設計原則を理解するメリット

これらの設計原則を理解しておくと、よい設計を心がけるための具体的な視点が身につきます。これは、プログラミングに携わる人にとって特に役立つ知識ですが、無駄を減らしシンプルに保つという考え方は、ものごとを整理する一般的なヒントにもなります。繰り返しを避け、単純さを保ち、必要なものだけに絞るという視点を持てれば、扱いやすいものを作りやすくなります。よい設計を見極める力の基礎になる考え方だと捉えると分かりやすいでしょう。

設計原則の注意点

これらの設計原則を扱う際には、いくつか注意したい点があります。原則はあくまで心得であり、すべての場面で機械的に当てはめればよいというものではありません。たとえば、繰り返しを避けようとして無理にまとめると、かえって分かりにくくなることもあります。原則同士が、状況によっては相反するように感じられることもあります。大切なのは、それぞれの考え方の意図を理解し、目的に応じてバランスよく判断することだと考えるとよいでしょう。

設計原則に関連する用語

これらの設計原則をより深く理解するために、あわせて知っておくと役立つ関連用語を紹介します。

  • SOLID原則:オブジェクト指向の設計で参考にされる原則
  • デザインパターン:よくある課題への定番の解決策
  • リファクタリング:動きを変えずに設計を整え直すこと
  • 技術的負債:あとで修正が必要になる設計上の負担
  • 保守性:修正や管理のしやすさ

まとめ

設計原則のうち代表的なDRY・KISS・YAGNIは、それぞれ「同じことを繰り返さない」「シンプルに保つ」「今必要のないものは作らない」という、よい設計のための心得を表したものです。これらを意識すると、無駄を減らし、分かりやすいプログラムを保ちやすくなります。あくまで心得であり、状況に応じてバランスよく判断することが大切です。これらの設計原則を理解しておくと、よい設計を見極める力につながるので、少しずつ意識して取り入れてみるとよいでしょう。

よくある質問

DRY・KISS・YAGNIはそれぞれ何を意味しますか?

DRYは同じことを繰り返さない、KISSはできるだけシンプルに保つ、YAGNIは今必要のないものは作らない、という考え方を表しています。いずれもプログラムを無駄なく分かりやすく保つための心得だと考えると分かりやすいでしょう。

これらの設計原則は必ず守るべきですか?

あくまで心得であり、機械的に守るものではありません。状況によっては当てはめすぎるとかえって分かりにくくなることもあります。それぞれの意図を理解し、目的に応じてバランスよく判断することが大切だと考えると分かりやすいでしょう。

設計原則とSOLID原則は何が違いますか?

SOLID原則は主にオブジェクト指向の設計に向けた指針であるのに対し、DRY・KISS・YAGNIはより一般的で幅広い場面に通じる心得です。どの場面に向けた指針かという観点で捉えると、違いを整理しやすいでしょう。

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