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機能要件/非機能要件とは?意味や違いを初心者向けに解説

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システム開発の要件定義について学んでいくと、「機能要件」と「非機能要件」という言葉に出会います。要件を二つの観点で整理する考え方ですが、名前が似ていて違いがあいまいになりやすい部分でもあります。この記事では、機能要件/非機能要件の意味やそれぞれの違い、使われる場面や関連する用語までを、初心者の方にもわかりやすいように整理して解説していきます。

目次

機能要件と非機能要件とは?

機能要件とは、システムが「どんな機能を備え、何ができるべきか」に関する要件のことです。たとえば、会員登録ができる、検索ができる、といった具体的な機能が機能要件にあたります。一方、非機能要件とは、機能そのもの以外の「どのように動くべきか」に関する要件のことです。たとえば、表示が速いこと、安定して動き続けること、使いやすいことなどが非機能要件にあたります。何ができるかが機能要件、どのような品質で実現するかが非機能要件、と考えると分かりやすいでしょう。

機能要件/非機能要件が重要な理由

システムを作るとき、どんな機能が必要かという機能要件だけに目が向きがちですが、それだけでは十分とは言えません。たとえ必要な機能がそろっていても、動作が遅かったり、すぐに止まってしまったりすれば、使い心地は損なわれてしまいます。非機能要件まで含めて整理しておくことで、機能だけでなく品質の面でも満足できるシステムを目指せます。両方の観点をそろえて考えることが、本当に役立つシステムづくりにつながると言えるでしょう。

機能要件/非機能要件が使われる場面

機能要件/非機能要件は、システムを作るさまざまな場面で整理されます。代表的な例としては、次のようなものが挙げられます。

  • 要件定義の段階で、必要な機能と求める品質を整理する場面
  • どんな操作ができるべきかという機能を洗い出す場面
  • どのくらいの速さや安定性が必要かという品質を定める場面
  • 関係者の間で、機能と品質の両面の認識をそろえる場面

機能要件/非機能要件の仕組み

機能要件と非機能要件を整理する考え方は、おおまかに次のように整理できます。

  1. まず、システムで何ができるべきかという機能要件を洗い出します
  2. 次に、その機能をどのような品質で実現すべきかを考えます
  3. 速さや安定性、使いやすさなどの非機能要件を整理します
  4. 機能と品質の両面をそろえて、要件としてまとめます

機能要件/非機能要件と似た用語との違い

機能要件と非機能要件の違いは、「何ができるか」に関するものか、「どのように動くか」に関するものか、という点にあります。会員登録や検索といった具体的な機能は機能要件、その表示の速さや安定性、使いやすさは非機能要件です。また、これらをまとめて整理する工程が要件定義です。要件定義という大きな枠の中に、機能要件と非機能要件という二つの観点がある、という関係で捉えると整理しやすいでしょう。

機能要件/非機能要件を理解するメリット

機能要件と非機能要件の考え方を理解しておくと、システムに求めることを、機能と品質の両面からもれなく整理できるようになります。これは、開発に携わる人だけでなく、システムを依頼する立場の人にとっても役立つ知識だと言えるでしょう。機能だけでなく品質まで意識して伝えられれば、より満足度の高いシステムにつながります。求めるものを多面的に整理する力の基礎になる考え方だと捉えると分かりやすいでしょう。

機能要件/非機能要件の注意点

機能要件と非機能要件を整理する際には、注意したい点があります。非機能要件は、機能要件に比べて見落とされやすく、後から問題として表面化することがあります。速さや安定性などは、最初に十分に検討しておくことが大切です。また、求める品質を高くしすぎると、実現が難しくなったり手間が増えたりすることもあるため、目的に応じて適切な水準を見極める必要があります。両方の観点をバランスよく整理することが望ましいでしょう。

機能要件/非機能要件に関連する用語

機能要件/非機能要件をより深く理解するために、あわせて知っておくと役立つ関連用語を紹介します。

  • 要件定義:何を実現すべきかを整理してまとめる工程
  • 機能要件:システムが備えるべき機能に関する要件
  • 非機能要件:性能や使いやすさなど機能以外の要件
  • 仕様書:システムの仕様を整理してまとめた文書
  • 品質:システムの良し悪しを表すさまざまな性質

まとめ

機能要件は、システムが何ができるべきかという機能に関する要件で、非機能要件は、速さや安定性、使いやすさといった機能以外の品質に関する要件です。どんな機能が必要かだけでなく、どのような品質で実現するかまで整理することで、本当に役立つシステムを目指せます。特に非機能要件は見落とされやすいため、注意が必要です。両方の観点を理解しておくと、求めるものをもれなく整理する力につながるでしょう。

よくある質問

機能要件と非機能要件の違いは何ですか?

機能要件はシステムが何ができるべきかという機能に関する要件で、非機能要件は速さや安定性、使いやすさなど機能以外の品質に関する要件です。何ができるかと、どのような品質で実現するか、という観点の違いで捉えると整理しやすいでしょう。

非機能要件の例にはどんなものがありますか?

表示が速いこと、安定して動き続けること、使いやすいこと、安全であることなどが例として挙げられます。機能そのものではなく、その機能をどのような品質で実現するかに関わるものだと考えると分かりやすいでしょう。

非機能要件はなぜ見落とされやすいのですか?

どんな機能が必要かという機能要件は分かりやすく目が向きやすい一方、品質に関わる非機能要件は具体的に意識しにくいためです。後から問題として表面化することもあるため、最初に十分に検討しておくことが大切だと考えると分かりやすいでしょう。

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