概要
GitHubは2026年8月7日、「GitHub Code Quality」を有効化した際に自動生成されるルールセットの仕様を変更したと発表しました。今後はCode Qualityを有効にしても、Copilotへのコードレビュー依頼が自動で設定されなくなります。
何が発表・更新されたのか
2026年7月20日に一般提供(GA)が始まったCode Qualityは、有効化すると「Code Quality Copilot review for default branch」という名前のルールセットが自動作成され、デフォルトブランチのプルリクエストに対してCopilotのレビューが自動的に依頼される仕組みになっていました。
今回の変更により、この自動作成の仕組み自体が廃止されました。ルールセットに含まれていた次の3つの設定がオフになります。
- Automatically request Copilot code review(プルリクエストごとに自動でCopilotレビューを依頼)
- Review new pushes(プルリクエストへの追加プッシュのたびに再レビューを依頼)
- Review draft pull requests(ドラフト状態でもレビューを依頼)
すでにこのルールセットが存在するリポジトリでは、GitHub側が有効化した設定のみがオフに変更されます。利用者が内容を編集済みの場合や、利用者自身が作成したルールセットには一切手を加えないとされています。ルールセット自体は設定がオフの状態でリポジトリに残るため、不要であれば削除も可能です。
なぜ重要なのか
GitHubは今回の変更理由として「レビュアーを追加するかどうかは利用者自身が選ぶべきこと」というユーザーからの意見を反映したと説明しています。自動でCopilotレビューが有効になる仕様は便利な半面、意図せず設定が入ってしまうという声があったとみられ、今回の対応はその是正にあたります。
誰に関係があるのか
GitHub Enterprise CloudおよびGitHub TeamでCode Quality機能を利用している、またはこれから利用を検討している開発チームや管理者が対象です。特に、Code QualityをGA後に有効化したリポジトリの管理者は、既存のルールセットの状態を確認しておくとよいでしょう。
仕事や業務でどう使えるのか
Copilotによる自動コードレビューを引き続き利用したい場合は、手動でルールセットを設定し直す必要があります。リポジトリまたは組織単位で、対象ブランチに対し「Automatically request Copilot code review」を有効にしたルールセットを追加・編集することで、これまでと同様の自動レビューを再現できます。設定手順はGitHub公式の「configuring automatic code review by Copilot」ガイドを参照してください。
なお、Copilotコードレビュー自体の機能や課金の仕組みに変更はなく、利用するCopilotプランに応じて引き続き課金される点は変わりません。
注意点
- 今回の変更はGitHub Enterprise CloudおよびGitHub TeamのCode Qualityに適用されます。
- 自動生成されたルールセットのうち、利用者が編集していないものだけが対象で、独自作成のルールセットには影響しません。
- 自動レビューを維持したい場合は、変更後に改めて手動設定が必要です。
- 公式情報上では、日本での提供状況や対象プランの詳細は確認できませんでした。
公式情報
GitHub Changelog: GitHub Code Quality no longer adds Copilot as a reviewer(2026年8月7日)
関連キーワード
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