概要
Googleと機械学習コンペティションサイト「Kaggle」は、AIエージェントの構築方法を学ぶ5日間の無料集中講座「AI Agents: Intensive Vibe Coding」を開催しました。2026年6月に実施されたこの講座には、35万3,000人以上が登録したことが公式ブログで明らかにされています。
何が発表・更新されたのか
公式ブログでは、この講座の開催報告と成果がまとめられています。主なポイントは次のとおりです。
- 登録者数は35万3,000人以上
- 「vibe coding(自然言語でプログラムを作る手法)」を中心に、AIエージェントの設計・セキュリティ確保・本番環境へのデプロイまでを学ぶ内容
- コミュニケーションの場としてKaggleのDiscordを活用し、39万2,000人以上が参加してコードのデバッグや情報交換を実施
- 最終課題(キャップストーンプロジェクト)には1万2,000人以上が取り組み、6,000件を超える提出があった
- 提出作品の例として、歴史的写本を文字起こしするツール「Palimpsest」や、宇宙天気を研究するシステム「Project ARIES」が紹介されている
- 講座の教材は、ライブ開催に参加できなかった人向けに、現在もKaggle Learn上で自習形式で公開されている
なお、GoogleとKaggleは2024年から同種の集中講座(5 Day Intensive)を継続しており、これまでに延べ200万人以上が無料で参加してきたと公式ブログに記載されています。
なぜ重要なのか
AI技術の進化スピードは非常に速く、新しい概念やツールがほぼ毎日登場しています。公式ブログでは、こうした変化に対応するために「新しい教え方・学び方」が必要だと述べています。今回の講座は、自然言語でプログラムを書く「vibe coding」という比較的新しい開発スタイルを、大規模なコミュニティを通じて実践的に広めた事例として位置づけられます。35万人超という参加規模は、AIエージェント開発への関心の高さを示すものといえます。
誰に関係があるのか
- AIエージェント開発に興味があるエンジニア・開発者
- 自然言語を使ったプログラミング手法(vibe coding)を学びたい人
- 社内でAI活用スキルを高めたい中小企業の実務担当者
- Kaggleのコミュニティ活動やコンペティションに関心がある人
仕事や業務でどう使えるのか
講座の教材は自習形式でKaggle Learn上に公開されているため、業務時間外や研修の一環として、AIエージェント開発の基礎を学ぶ材料として活用できます。特に、プロトタイプ段階のアイデアを本番運用まで進める際の設計・セキュリティ・デプロイの考え方は、実務でAIエージェントを導入する際の参考になる可能性があります。また、Discordコミュニティでの情報交換の様子は、社内外での学習コミュニティ運営のヒントにもなりそうです。
注意点
公式情報上では、日本語での提供状況や、日本在住者の参加条件・対象プランの詳細は確認できませんでした。講座自体は「no cost(無料)」と明記されていますが、自習形式の教材利用にあたって追加の登録条件などがあるかは、Kaggle Learnの提供ページで individually確認することをおすすめします。
公式情報
Google Blog「Inside our 353,000-person vibe coding course」
https://blog.google/innovation-and-ai/technology/developers-tools/ai-agents-intensive-recap-2026/
関連キーワード
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