概要
本記事は、Zapier公式ブログが公開した「Integrately」と「Zapier」の比較記事を基に、両サービスの違いをまとめたものです。両者はアプリ間の作業を自動化する「業務自動化(オートメーション)ツール」ですが、機能の幅や対象ユーザーに違いがあると紹介されています。なお本記事はZapier自身が公開した比較記事であるため、Zapier寄りの視点である点にご留意ください。
何が発表・更新されたのか
公式ブログでは、IntegratelyとZapierを「使いやすさ」「機能」「チーム機能」「セキュリティ」「実績」「料金」「連携アプリ数」の観点で比較しています。
- Integrately:自動化(オートメーション)機能に特化したツール。2020年設立の比較的新しいサービスで、連携アプリは1,500以上、全プランでライブチャットサポートが利用可能とされています。
- Zapier:自動化に加え、AIエージェント、データ保存用のテーブル、フォーム、業務フロー図(プロセスマッピング)までを含む「AIオーケストレーションプラットフォーム」と位置付けられています。連携アプリは9,000以上、設立15年以上、これまでに810億件以上のタスクを自動化し、Fortune1000企業の69%が利用していると記載されています。セキュリティ面ではSOC 2 Type II/III、GDPR、CCPA、SSO、監査ログへの対応も挙げられています。
料金については、Integratelyが月19.99ドルで2,000タスク、または月39ドルで10,000タスクのプラン、Zapierが月19.99ドルで750タスク、または月69ドルで2,000タスク(最大25ユーザー)のプランがあると記載されています。ただし記事では、Zapierは「フィルターや振り分けなどの内部ロジック処理はタスクとしてカウントされない」一方、Integratelyは内部ロジックもタスク消費に含まれるため、見た目の料金差ほど実際のコスト差は大きくない可能性がある、とも説明されています。
なぜ重要なのか
業務自動化ツールは、Excelへの手入力やアプリ間のコピー&ペースト作業を減らし、日々の定型業務にかかる時間を削減できる点が注目されています。特に「フォームの回答をCRMに自動登録する」「問い合わせ内容をチームごとに振り分ける」といった要望は多くの企業に共通しており、ツール選びが今後の業務効率に直結します。
誰に関係があるのか
- 単純な「AがきたらBをする」程度の自動化で十分な、小規模事業者やひとり事業主
- 見込み客の振り分けやAIによる自動判定など、より複雑な業務フローを組みたい中小企業の担当者
- 複数チームでの権限管理や監査ログなど、セキュリティ・ガバナンスを重視する企業のIT担当者
仕事や業務でどう使えるのか
公式ブログの説明によれば、シンプルな「フォーム入力をCRMに転記する」といった単発の自動化であれば、Integratelyのようなシンプルなツールでも対応できるとされています。一方で、「問い合わせ内容によって担当チームを振り分けたい」「自動化したデータを社内ダッシュボードに蓄積したい」「見込み客をAIで自動判定したい」といった複合的な業務フローを組みたい場合には、Zapierのようにワークフロー・データ保存・AIエージェントを一体で扱えるプラットフォームが向いていると紹介されています。
記事内では、不動産仲介業のPremiere Property Group社が、自動化・テーブル・フォームを組み合わせて独自の従業員オンボーディングシステムを構築し、10万ドル規模のHR専用プラットフォーム導入を回避できた事例も紹介されています。
注意点
本記事はZapier公式ブログによる比較記事であり、Zapier自身が発信している内容である点にご注意ください。IntegratelyのAI自動生成機能について、記事内では「依頼した内容と異なるアプリに接続してしまった」「意図しない形でシートを新規作成した」といった検証結果が紹介されていますが、これはZapier側の検証結果に基づくものです。実際の使用感については、両サービスの公式サイトや無料プランでの試用等、複数の情報源を確認したうえで判断することをおすすめします。また、料金体系やタスク数の数え方は変更される可能性があるため、契約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
公式情報
Zapier公式ブログ:Integrately vs. Zapier: Which is best? [2026]
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