概要
Zapierの公式ブログが、ワークフロー自動化ツール「n8n」と、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)大手「UiPath」を比較する記事を公開しました。両社とも「AIワークフロー」「エージェント型自動化」という似た言葉を使っていますが、実際のアプローチや得意分野は大きく異なると解説されています。
何が発表・更新されたのか
記事では、n8nとUiPathを「自動化アプローチ」「使いやすさ」「AI機能」「セキュリティ」「料金」の5軸で比較しています。
- n8n:APIを軸にしたワークフロー自動化ツール。ビジュアルなノードエディタでアプリやAPIをつなぎ、JavaScriptやPythonでのコード記述にも対応します。オープンソースをベースにしたライセンスで、クラウド利用と自己ホスト(自社サーバーでの運用)の両方が選べる点が特徴です。
- UiPath:エンタープライズ向けRPAプラットフォーム。APIを持たない古いソフトウェアでも、人がクリックや入力をするようにロボットが操作できます。上場企業で、主に大企業の請求書処理・保険請求処理・レポート作成などに導入されています。
両社とも近年はAIエージェント機能を強化しており、n8nは「AI Agentノード」「RAG(検索拡張生成)」「MCPサーバー」対応、UiPathは「Maestro」「Autopilot」「Agent Builder」といったAIオーケストレーション機能を提供しています。
料金については、記事内でn8nはクラウド版が月20ドルから(実行回数2,500件まで)、無料の自己ホスト版(Community Edition)もあると紹介されています。UiPathは基本プランが月25ドルから(ロボット2台分)で、Standard・Enterpriseプランは個別見積もりとされています。ただし、これらは公式情報(Zapierブログ)内の記載であり、日本国内での提供状況や実際の契約条件はZapierおよびn8n・UiPath公式サイトで別途確認が必要です。
なぜ重要なのか
業務自動化を検討する企業にとって、「どのツールが自社の環境に合うか」は導入効果を左右する重要な判断です。特に、社内システムがAPI対応の最新クラウドアプリ中心か、それともAPIのない古い基幹システム中心かによって、適したツールが大きく変わることが本記事から読み取れます。AIエージェント機能が両ツールで強化されている点も、今後の自動化戦略を考える上での参考になります。
誰に関係があるのか
- 業務自動化・DX推進を担当する中小企業の実務担当者
- APIを使った柔軟なワークフローを自社で構築したい開発者・エンジニア
- 請求書処理や古い基幹システムの操作など、RPAでの自動化を検討している情報システム部門
- n8nやUiPathの導入を比較検討している方
仕事や業務でどう使えるのか
記事の内容を踏まえると、以下のような判断基準が参考になります。
- 社内の業務が主にAPI対応のクラウドアプリで構成されている場合は、n8nのようなAPI主導型の自動化が向いています。ただし、構築にはデータ構造や認証の理解など、一定の技術知識が必要です。
- 請求書処理や古いオンプレミスシステムなど、APIが存在しない業務プロセスが多い場合は、UiPathのようなRPA(画面操作型のロボット)が適しています。
- どちらのツールも、本格的な運用には専門知識(n8nは開発スキル、UiPathは社内IT部門との連携)が必要になる点が共通しています。
なお、記事内ではZapierも比較対象として紹介されており、9,000以上のアプリ連携を管理された形で使える点が、非エンジニアの担当者にとって扱いやすい選択肢として挙げられています。
注意点
- 本記事はZapier公式ブログによる比較記事であり、n8nおよびUiPathの立場から書かれたものではない点に留意してください。
- 料金・プラン内容は変更される可能性があります。導入を検討する場合は、n8nおよびUiPathの公式サイトで最新情報を確認してください。
- 日本国内での提供状況、日本語サポートの有無、対象プランの詳細については、公式情報(本記事)上では確認できませんでした。
公式情報
n8n vs. UiPath: Which is best? [2026] – Zapier Blog
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