OOP(オブジェクト指向プログラミング)とは?意味や使い方を初心者向けに解説

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プログラミングについて学んでいくと、「OOP」という言葉に出会うことがあります。オブジェクト指向プログラミングを指す言葉ですが、考え方が抽象的で、最初はとっつきにくいと感じる方も多いかもしれません。この記事では、OOPの意味や基本的な考え方、関連する用語までを、初心者の方にもわかりやすいように整理して解説していきます。

目次

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OOPとは?

OOPとは、英語の「Object-Oriented Programming」の頭文字をとった言葉で、日本語ではオブジェクト指向プログラミングと呼ばれます。プログラムを作るときの考え方のひとつで、関連するデータとそれを扱う処理を「オブジェクト」というまとまりにして、それらを組み合わせてプログラムを組み立てていきます。たとえば「車」というオブジェクトに、その性質と動作をまとめる、といったイメージです。ものごとを部品のまとまりとして捉え、それらを組み合わせて作っていく考え方だと捉えると分かりやすいでしょう。

OOPが重要な理由

プログラムが大きく複雑になると、データと処理がばらばらに散らばっていると、全体を把握したり修正したりするのが難しくなります。OOPでは、関連するものをオブジェクトとしてまとめるため、プログラムを部品の集まりとして整理しやすくなります。これにより、修正の影響を一部にとどめたり、作った部品を別の場面で再び使ったりしやすくなることが期待できます。OOPは、大きなプログラムを整理して扱いやすくするための、広く使われている考え方だと言えるでしょう。

OOPが使われる場面

OOPの考え方は、さまざまなプログラム開発の場面で活用されています。代表的な例としては、次のようなものが挙げられます。

  • 大きく複雑なプログラムを、部品ごとに整理して作る場面
  • 関連するデータと処理をまとまりとして扱いたい場面
  • 作った部品を、別の場面でも再び使いたい場面
  • 多くの人で分担してプログラムを開発する場面

OOPの仕組み

OOPの基本的な考え方は、おおまかに次のように整理できます。

  1. 関連するデータと処理を、一つのオブジェクトというまとまりにします
  2. オブジェクトの設計図にあたるものを定め、それをもとに実体を作ります
  3. オブジェクト同士がやり取りしながら、全体の処理を進めます
  4. 共通する性質をまとめたり、再び使ったりして効率よく組み立てます

OOPと似た用語との違い

OOPとよく対比される考え方に「手続き型プログラミング」があります。手続き型が処理の手順を順番に記述していくことを中心とするのに対し、OOPはデータと処理をオブジェクトというまとまりにして組み合わせる点が異なると考えると整理しやすいでしょう。また、関数を組み合わせることを重視する関数型プログラミングとも考え方が異なります。どれが優れているということではなく、目的や場面に応じて使い分けたり組み合わせたりされるものだと捉えると分かりやすいでしょう。

OOPを理解するメリット

OOPの考え方を理解しておくと、大きなプログラムがどのように部品に分けて整理されているのかをイメージしやすくなります。これは、プログラミングに携わる人にとって特に役立つ知識ですが、ものごとを部品のまとまりとして捉える考え方は、ほかの場面でも応用が利きます。関連するものをまとめて整理する視点を持てれば、複雑なものを扱いやすくできます。複雑さを整理して捉える力の基礎になる考え方だと捉えると分かりやすいでしょう。

OOPの注意点

OOPは便利な考え方ですが、注意したい点もあります。考え方が抽象的なため、最初は理解に時間がかかることがあります。焦らず、簡単な例から少しずつ慣れていくとよいでしょう。また、何でもかんでもオブジェクトに分ければよいというわけではなく、分け方を誤るとかえって複雑になることもあります。すべての場面でOOPが最適とは限らず、ほかの考え方が向く場合もあります。目的に応じて適切に使うことが望ましいでしょう。

OOPに関連する用語

OOPをより深く理解するために、あわせて知っておくと役立つ関連用語を紹介します。

  • オブジェクト:データと処理をまとめたまとまり
  • クラス:オブジェクトの設計図にあたるもの
  • 手続き型プログラミング:処理の手順を順番に記述する考え方
  • 関数型プログラミング:関数の組み合わせを重視する考え方
  • SOLID原則:オブジェクト指向の設計で参考にされる考え方

まとめ

OOPは、オブジェクト指向プログラミングとも呼ばれ、関連するデータと処理をオブジェクトというまとまりにして、それらを組み合わせてプログラムを組み立てる考え方です。大きく複雑なプログラムを部品の集まりとして整理しやすくなり、修正や再利用がしやすくなることが期待できます。考え方が抽象的なため、簡単な例から慣れていくとよいでしょう。OOPを理解しておくと、複雑さを整理して捉える力につながるので、少しずつ理解を深めていくとよいでしょう。

よくある質問

OOPは何の略ですか?

OOPは英語のObject-Oriented Programmingの頭文字をとった言葉で、日本語ではオブジェクト指向プログラミングと呼ばれます。データと処理をオブジェクトというまとまりにして組み合わせる、プログラムの考え方を指すと考えると分かりやすいでしょう。

OOPと手続き型プログラミングは何が違いますか?

手続き型が処理の手順を順番に記述することを中心とするのに対し、OOPはデータと処理をオブジェクトというまとまりにして組み合わせます。どちらが優れているということではなく、目的に応じて使い分けられると考えると分かりやすいでしょう。

OOPは初心者には難しいですか?

考え方が抽象的なため、最初は理解に時間がかかることもあります。ただ、簡単な例から少しずつ慣れていけば、段階的に理解を深めていけます。焦らず身近なものをオブジェクトに見立てて考えてみると、つかみやすくなるでしょう。

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