概要
Zapier公式ブログが、業務自動化ツール「Pipedream」と自社サービス「Zapier」を比較する記事を公開しました。2025年12月にPipedreamがWorkdayに買収されたことを踏まえ、両者の特徴や料金体系の違いをZapierの視点から整理した内容です。
何が発表・更新されたのか
記事によると、Pipedreamは2025年12月にエンタープライズAIプラットフォーム「Workday」に買収されました。Pipedreamのチームは今後Workdayの基盤(人事・財務・法務・IT向けソリューション)との統合に注力するとされています。一方でZapierは、独立したプラットフォームとして15年以上の開発実績があり、毎月の機能追加やアプリ連携の拡充を続けているとしています。
比較表では、次のような違いが示されています。
- 使いやすさ:Zapierはビジュアルビルダー・AIコパイロット・SDKなどを備え、非技術者から開発者まで幅広く利用可能。Pipedreamは Node.js、Python、Go、Bashなど開発者向けの機能が中心で、ノーコード機能もあるものの限定的。
- 連携アプリ数:Zapierは9,000以上、Pipedreamは3,000以上(Zapier側の記載)。
- 料金:Zapierはタスク課金制で、個人向けは月19.99ドルから、チーム向けは月69ドルから。無料プランは月100タスクまで。Pipedreamはクレジット課金制で、月29ドルから2,000クレジット、月49ドルで無制限プランがあり、無料プランは月100クレジットまでとされています。
- セキュリティ:どちらもSOC 2 Type II、GDPR、SSOに対応。PipedreamはHIPAA対応も明記されていますが、Business プラン限定とされています。
なぜ重要なのか
Pipedreamの買収により、今後Pipedreamが独立サービスとして継続するかどうかは不透明とされています。記事では、Workdayの過去の買収事例(HiredScore、ScoutRFP、Peakon)が最終的にWorkdayのネイティブ機能に統合された点を挙げ、Pipedream単体での今後の位置づけに注意を促しています。自動化ツールの選定において、プラットフォームの継続性は業務への影響が大きいため、企業の意思決定材料として重要な情報です。
誰に関係があるのか
- 業務自動化やAIエージェント導入を検討している中小企業の担当者
- 既にPipedreamを利用しており、Workday買収後の方向性が気になる企業
- ノーコード・ローコードで自動化を進めたい非エンジニアの実務担当者
- 開発者主体でカスタム自動化を構築したいIT担当者
仕事や業務でどう使えるのか
比較記事の内容を参考にすると、次のような判断軸が考えられます。
- コードを書かずに業務チーム主導で自動化を広げたい場合は、Zapierのビジュアルビルダーやコパイロット機能が候補になります。
- 開発者がコードで細かく制御したい、GitHub連携やMCPサーバーのデプロイなど技術的な機能を重視する場合は、Pipedreamの特徴が参考になります。
- 既にWorkdayを利用している企業であれば、Pipedreamとの統合が進むことで利便性が高まる可能性があるとされています。
注意点
この記事はZapier公式ブログによる比較であり、比較対象であるZapier自身のサービスを推す内容になっている点に留意が必要です。料金や機能の詳細、また日本国内での提供状況・対象プランについては、公式情報上では確認できない部分もあります。導入を検討する際は、両社の公式サイトで最新の料金・機能・対応言語などを直接確認することをおすすめします。
公式情報
Zapier Blog: Pipedream vs. Zapier: Which is best? [2026]
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