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ユースケース図とは?意味や使い方を初心者向けに解説

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システムの設計について学んでいくと、「ユースケース図」という言葉に出会うことがあります。利用者とシステムの関わりを表す図ですが、ほかの図も多く、どんなものか分かりにくいと感じる方もいるかもしれません。この記事では、ユースケース図の意味や役割、使われる場面や関連する用語までを、初心者の方にもわかりやすいように整理して解説していきます。

目次

ユースケース図とは?

ユースケース図とは、利用者がシステムを使って何ができるのかを、分かりやすく表した図のことです。設計でよく使われる図の決まりごとであるUMLの一種で、システムを使う人や外部のものを表し、それぞれが利用できる機能を結んで示します。たとえば、利用者が「商品を検索する」「注文する」といった操作をする様子を、人を表す印と機能をつないで表現します。誰が、システムを使って何をできるのかという全体像を、ひと目で見渡せるように整理した図だと考えると分かりやすいでしょう。

ユースケース図が重要な理由

システムを作るとき、まず「誰が、何のためにそのシステムを使うのか」をはっきりさせることが大切です。これがあいまいなまま進めると、必要な機能を見落としたり、目的とずれたものを作ってしまったりすることがあります。ユースケース図を使えば、利用者とできることの関係を一覧として見渡せるため、必要な機能の整理や、関係者との認識合わせに役立ちます。ユースケース図は、システムの目的と全体像を分かりやすく共有するための役立つ手段だと言えるでしょう。

ユースケース図が使われる場面

ユースケース図は、システムの全体像を整理するさまざまな場面で活用されています。代表的な例としては、次のようなものが挙げられます。

  • 誰がシステムを使い、何ができるのかを整理する場面
  • 必要な機能を洗い出して、もれがないか確認する場面
  • 利用者の種類ごとに、できることの違いを整理する場面
  • 関係者の間で、システムの目的や全体像をそろえる場面

ユースケース図の仕組み

ユースケース図を書く基本的な考え方は、おおまかに次のように整理できます。

  1. システムを使う人や外部のものを洗い出します
  2. それぞれが、システムを使って何をしたいのかを考えます
  3. システムが提供する機能を一つひとつ表します
  4. 使う人と機能を線で結び、誰が何をできるかを示します

ユースケース図と似た用語との違い

ユースケース図とよく比べられるものに、ほかのUMLの図があります。たとえば、処理の流れを表すアクティビティ図や、やり取りの順番を時間に沿って表すシーケンス図とは、表す対象が異なります。ユースケース図は、流れや内部の動きではなく、「誰が、何をできるのか」という利用者から見たシステムの全体像を表すことに向いている点が特徴だと考えると整理しやすいでしょう。何を表したいのかという目的に注目すると、図の使い分けが見えやすくなるでしょう。

ユースケース図を理解するメリット

ユースケース図の考え方を理解しておくと、システムを利用者の視点から捉え、必要な機能を整理する方法が身につきます。これは、システムの開発に携わる人だけでなく、システムを企画したり依頼したりする人にとっても役立つ知識だと言えるでしょう。誰が何をできるべきかを整理できれば、機能のもれを防ぎ、目的に合ったシステムづくりにつながります。利用者の視点で全体像を捉える力の基礎になる考え方だと捉えると分かりやすいでしょう。

ユースケース図の注意点

ユースケース図を書く際には、いくつか注意したい点があります。ユースケース図は全体像を表すことに向いているため、細かい処理の手順までを書き込もうとすると、本来の目的から外れて分かりにくくなることがあります。詳しい流れは別の図で表すなど、目的に応じて使い分けるとよいでしょう。また、UMLには表し方の約束ごとがあるため、それに沿って書くと伝わりやすくなります。分かりやすさを意識して、必要な範囲を整理することが望ましいでしょう。

ユースケース図に関連する用語

ユースケース図をより深く理解するために、あわせて知っておくと役立つ関連用語を紹介します。

  • UML:システムの設計を図で表すための共通の決まりごと
  • アクティビティ図:作業の流れを表す図
  • シーケンス図:やり取りの順番を時間に沿って表す図
  • 要件定義:何を実現すべきかを整理する工程
  • アクター:システムを使う人や外部のもの

まとめ

ユースケース図は、利用者がシステムを使って何ができるのかを分かりやすく表した図で、設計でよく使われるUMLの一種です。誰が、何をできるのかという全体像をひと目で見渡せるため、必要な機能の整理や関係者との認識合わせに役立ちます。細かい手順は別の図に任せ、全体像の整理に使うのが向いています。ユースケース図を理解しておくと、利用者の視点でシステムを捉える力につながるので、少しずつ理解を深めていくとよいでしょう。

よくある質問

ユースケース図は何を表す図ですか?

利用者がシステムを使って何ができるのかを表す図です。システムを使う人と、その人が利用できる機能を線で結び、誰が何をできるのかという全体像を見渡せるように整理したものだと考えると分かりやすいでしょう。

ユースケース図とアクティビティ図は何が違いますか?

アクティビティ図が処理や作業の流れを表すのに対し、ユースケース図は誰が何をできるのかという利用者から見た全体像を表します。流れを表すか、できることの全体像を表すか、という目的の違いで捉えると整理しやすいでしょう。

ユースケース図はどんなときに役立ちますか?

誰がシステムを使い、何ができるべきかを整理したいときや、必要な機能にもれがないか確認したいときに役立ちます。利用者の視点で全体像を見渡せるため、関係者との認識合わせにも使えると考えると分かりやすいでしょう。

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