概要
Vercelは、同社が提供する「Web Analytics」と「Speed Insights」について、Pro・Enterpriseプランのすべてのチームを対象に、コスト効率を約10%改善したと発表しました。ユーザー側での設定変更や追加作業は不要で、変更は自動的に適用されます。
何が発表・更新されたのか
公式情報によると、インフラおよびイベント処理の仕組みが改善されたことで、Web AnalyticsとSpeed Insightsの両プロダクトでコストが削減されました。具体的には、ページビュー数、リファラー(参照元)、アクセスの多いルート(ページ)、Core Web Vitals(表示速度などのWebサイト品質指標)といったデータの処理が、より効率的に行われるようになっています。
この改善による節約効果は、イベント数(アクセス量やデータ計測量)が多いチームほど大きくなるとされています。設定変更やプラン変更、コードの修正は一切不要で、変更は自動的に反映されます。効果は次回の請求(インボイス)から確認できるとしています。
なぜ重要なのか
Web AnalyticsとSpeed Insightsは、Webサイトのアクセス状況や表示速度を計測するVercelの標準機能です。これらはアクセス量に応じて課金される仕組みのため、サイトの規模が大きいチームほど利用コストが積み上がりやすい傾向があります。今回の改善は料金プランやサービス内容そのものの変更ではなく、裏側の処理効率化によるコスト削減である点がポイントです。ユーザーは何もしなくても自動的に恩恵を受けられます。
誰に関係があるのか
今回の対象は、公式情報で明記されている通り「Pro」および「Enterprise」プランを利用しているチームです。Web AnalyticsやSpeed Insightsを有効化しており、一定のアクセス量があるWebサイト・アプリケーションを運用している事業者や開発チームに関係します。なお、無料(Hobby)プランが対象に含まれるかどうかは、公式情報上では確認できませんでした。
仕事や業務でどう使えるのか
特別な対応は必要ありませんが、次のような形で影響を確認しておくとよいでしょう。
- 次回の請求書(インボイス)で、Web AnalyticsおよびSpeed Insights関連のコストが実際に下がっているか確認する
- アクセス量が多いサイトを運用している場合、コスト削減効果がより大きく反映される可能性があるため、コスト管理担当者と共有しておく
- 既存の計測設定やコードはそのまま利用を継続できるため、追加の実装作業は不要
注意点
本発表はコスト効率の改善に関するものであり、機能自体の追加や変更ではありません。日本国内での提供状況や、対象プランの詳細な適用条件(例えばHobbyプランの扱いなど)について、公式情報上では確認できませんでした。実際の請求額への反映状況は、各チームの利用状況や次回の請求サイクルによって異なる可能性があります。
公式情報
Web Analytics and Speed Insights are now more cost-efficient(Vercel Changelog)
関連キーワード
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- Core Web Vitals
- Pro/Enterpriseプラン





