概要
Vercelは2026年7月14日、開発者向けサービス「Vercel Workflows」のトレースビューアーに、実行全体を一画面で確認できる「ミニマップ」機能を追加したと発表しました。ワークフローの実行状況を俯瞰しながら、特定の箇所へすばやく移動できるようになります。
何が発表・更新されたのか
Vercel Workflowsのトレースビューアーに、実行全体を一目で把握できるミニマップが追加されました。公式情報によると、主な操作方法は以下の通りです。
- ビューポート(表示領域)をドラッグしてパン(表示位置の移動)
- ビューポートをリサイズしてズームイン・ズームアウト
- ミニマップ上をドラッグして新しい表示範囲を選択
- ミニマップ上の任意の場所をクリックしてその地点へジャンプ
- スクロールや矢印キーで実行内容をステップごとに確認
このミニマップは、Vercel上のトレースビューアーで利用できるほか、ローカル環境でもWorkflow SDKを通じて npx workflow@beta web コマンドを実行することで利用できるとされています。
なぜ重要なのか
Vercel Workflowsは、複数のステップから構成される処理(ワークフロー)を実行・管理する仕組みです。ワークフローが複雑になるほど、実行のどこで何が起きているかを把握しづらくなります。今回のミニマップ追加により、実行全体を俯瞰しながら特定の箇所を素早く確認できるようになり、デバッグや動作確認の効率化につながると考えられます。
誰に関係があるのか
- Vercel Workflowsを利用してアプリケーションやAIエージェントの処理フローを構築している開発者
- 複数ステップの処理(ワークフロー)を伴うシステムの運用・保守を担当するエンジニア
- Workflow SDKを用いてローカル環境で開発・検証を行っているチーム
仕事や業務でどう使えるのか
ワークフローの実行ログを追う際、これまでは該当箇所を探すのに時間がかかっていた場合でも、ミニマップを使えば実行全体を見渡しながら該当箇所へ直接ジャンプできます。長時間実行されるワークフローや、ステップ数が多い複雑な処理の動作確認・トラブルシューティングの時間短縮に役立つと考えられます。また、ローカル環境でも同様の機能が使えるため、本番環境にデプロイする前の検証作業でも活用できます。
注意点
公式情報上では、日本での提供状況や対象プランの詳細は確認できませんでした。利用にあたっては、公式ページや公式ドキュメントで最新の提供条件をご確認ください。また、ローカルでの利用には npx workflow@beta web というベータ版コマンドの実行が必要とされており、正式版とは仕様が異なる可能性がある点にも留意が必要です。
公式情報
Vercel Workflows trace viewer now has a minimap(Vercel Changelog)
関連キーワード
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