概要
Zapier公式ブログが、「エージェンティックワークフロー(Agentic Workflow)」について解説する記事を公開しました。AIエージェントが目標達成のために自ら判断し、ツールを使い、行動を調整していく仕組みを、従来型の自動化と比較しながら紹介しています。
何が発表・更新されたのか
新しいサービスやアップデートの発表ではなく、Zapierが「エージェンティックワークフローとは何か」を解説する記事です。従来のルールベースの自動化(非エージェンティックワークフロー)との違い、AIエージェントを構成する要素(LLM、ツール利用、フィードバックによる調整、オーケストレーション)、そして「状況把握→計画→実行→評価→調整」を繰り返す仕組みが説明されています。Zapierは「AI by Zapier」や「Zapier MCP」といった自社機能を使って、こうしたワークフローを構築できると紹介しています。
なぜ重要なのか
これまでの業務自動化は、決められた手順を順番に実行する「ルールベース型」が中心でした。想定外の事態が起きると処理が止まり、人の対応が必要になります。一方エージェンティックワークフローは、状況に応じて次の行動を自ら判断し、うまくいかない場合は別の方法を試すことができます。この記事は、業務自動化がルール実行型からAIによる自律的な判断型へ広がっている流れを整理したものといえます。
誰に関係があるのか
業務効率化やAI活用を検討している中小企業の実務担当者、既にZapierなどの自動化ツールを使っている方、AIエージェントの導入を検討している情報システム部門の方に関係があります。
仕事や業務でどう使えるのか
記事では、リード対応業務の例が紹介されています。まず販売対象外の国からの申し込みをルールベースでふるい落とし(判断不要な処理)、残ったリードだけをAIエージェントに渡して企業調査や初回メール作成をさせる、という組み合わせです。同様に、返金対応業務でも「振り分け」は非エージェンティックに、「注文確認・返金判断・記録」はエージェンティックに任せる例が挙げられています。すべてをAIに任せるのではなく、判断が必要な部分だけにAIを使うことでコスト(トークン消費)を抑えられる点がポイントです。
注意点
AIエージェントによる処理はステップごとにコスト(トークン)が発生するため、単純な処理まで自動的にAIに任せると無駄なコストがかかる可能性があります。記事でも「簡単なルールで済む作業にAIを使うのは、香辛料の整理に大工を雇うようなもの」と表現されています。なお、公式情報上では、日本での提供状況や対象プランの詳細、料金については確認できませんでした。
公式情報
詳細は公式ブログをご確認ください。
Zapier Blog: What are agentic workflows?
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