概要
Zapier公式ブログが、業務自動化ツール「Zapier」と、Microsoft製の自動化ツール「Power Automate」を比較する記事を公開しました。Microsoft 365を導入している企業ならすでに使えるPower Automateと、9,000以上のアプリと連携できるZapierについて、それぞれの強みと違いを整理した内容です。
何が発表・更新されたのか
公式情報によると、両ツールの違いは主に次の点にあるとされています。
- 対応範囲:Power AutomateはMicrosoft 365やTeams、SharePoint、Dynamics 365など、Microsoftのエコシステムとの連携に強みがあります。一方Zapierは9,000以上のアプリに対応しており、Microsoft製品を含む多様なツールを組み合わせて使う企業に向いています。
- 使いやすさ:Zapierはテンプレートや視覚的なビルダー、AIアシスタント「Zapier Copilot」により、専門知識がなくても業務担当者が自分で自動化を作れる設計です。Power Automateは簡単な自動化ならCopilotなどで対応できますが、複雑なフローの構築にはIT担当者やPower Platformの専門知識が必要とされています。
- 料金:Zapierは月額19.99ドルから利用でき、25ユーザーまで対応するチームプランは月額69ドル、企業向けプランはカスタム設定です。Power Automateの基本機能はMicrosoft 365に含まれますが、本格利用にはPower Automate Premium(1ユーザーあたり月額15ドル、年払い)や、無人型RPA向けの月額150〜215ドルのプランが必要になる場合があるとされています。
なぜ重要なのか
多くの企業は業務システムを単一ベンダーだけでなく複数のサービスにまたがって利用しています。公式情報では、Microsoft製品中心の環境ではPower Automateが有力な選択肢になる一方、Microsoft以外のツールも組み合わせている企業では、Zapierのように幅広いアプリに対応するプラットフォームが有利になる可能性があると説明されています。
誰に関係があるのか
- Microsoft 365を業務基盤としている企業の情報システム担当者
- 複数ベンダーのSaaSを組み合わせて業務を行っている中小企業の実務担当者
- 業務自動化やAIエージェント導入を検討している部門責任者
仕事や業務でどう使えるのか
公式情報では、Zapierは非エンジニアでも数分で最初の自動化を作成できる点が紹介されています。例えば、請求書承認のようなワークフローも、Zapier Copilotに内容を伝えるだけで自動化を作成し、必要に応じて視覚的なエディタで調整できるとされています。また、ChatGPTやClaudeといったAIアシスタントから「Zapier MCP」経由でZapierの連携機能を呼び出せる点も紹介されています。一方Power Automateは、Microsoft製品を中心とした業務フローや、レガシーシステムを含むRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)、プロセスマイニングが必要な場合に適した選択肢とされています。
注意点
- 本記事はZapier公式ブログによる比較であり、競合製品の評価には一定の視点が含まれる可能性がある点に留意してください。
- 料金プランや対応言語、日本国内での提供状況については、公式情報上で確認できる範囲のみ記載しています。詳細な最新の料金体系や条件は、各社の公式サイトで確認することをおすすめします。
- Zapierの一部セキュリティ機能(Zapier SDK)は、公式情報時点でオープンベータ段階とされています。
公式情報
Zapier vs. Power Automate: Which is best?(Zapier Blog)
関連キーワード
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- AIエージェント
- Microsoft 365





